Voice #04 |石川 晴美さま

Voice #04 |石川 晴美さま

2025-04-01

今回ご紹介するお客様はこの方

株)andR 代表取締役
一社)日本アクセサリーリボン協会 代表理事
石川 晴美さま

今回ご紹介するのは、自宅でのリボン教室からスタートし、全国に1,500名近い認定講師を育て、百貨店祭事も手がける石川晴美さん(はるちゃん)。
起業10年目の節目に、「もう一度、ちゃんと講座を作り直したい」と私の講座に飛び込んできてくれました。

そんなはるちゃんが、どんなふうに講座作りに向き合い、どんな未来を手にしたのか。
お話を伺いました。

自分なりに講座は作ったけれど…

もともと、はるちゃんは自分なりにプログラムを組み立てて、リボン講師向けの講座を開催していました。

でも、心の中にはずっと引っかかっていたものがあったそうです。

喜んでもらえてはいたけれど、もう一度きちんと組み直したい。
ちゃんとテキストも整えた、土台のある講座を作りたかった

その想いを抱えながら、ネットやYouTubeで講座作りを調べたりもしていたけれど、いまひとつピンとこない。
そんな中、私の「NHKディレクターとして培った番組作りの構成力を活かした講座作り」に出会い、「これだ!」と飛び込んでくれたのでした。

ここで作らなきゃ、一生できないと思った

そんなふうに話してくれた、あの時のはるちゃんの覚悟、私もすごくよく覚えています。

頭の中でふわふわしていたものが、形になった

最初の頃のはるちゃんは、「教室開講の講座にするか、百貨店イベント向けにするか…」と、少し迷っていました。
でも、何度も対話を重ねる中で、本当に伝えたいことがクリアになっていきました。

そうだ、私が作りたかったのは、教室を開ける人を育てる講座だったんだ

自分自身でその軸に気づけたことで、カリキュラム作りもぐっと加速。
卒業後すぐに8名が受講してくれる講座を立ち上げ、たくさんの受講生さんに喜ばれる結果を出しました。

一度流れを掴んだら、二本目・三本目の講座も!

さらに嬉しかったのは、講座作りの「型」を掴んだことで、その後の展開もどんどん広がっていったこと。

最初にしっかりカリキュラムを組めたから、
次の講座も、前回の資料を元にアレンジするだけで作れた

現在は、二本目・三本目の講座も立ち上げ、トータルで20名以上の受講生さんを抱えるまでに。

この型を学んでなかったら、今でも迷ってばかりだったと思います

と話してくれました。

売上も過去最高、そして循環するチームづくりへ

はるちゃんが手がけるリボン事業は、百貨店イベントへの展開もあり、もともと忙しい毎日でした。
でも、講座事業をしっかり軸にしたことで、ビジネス全体がさらに安定。

本部の売上も伸びて、ホームページをリニューアルしたり、講師さんへの還元もできるようになりました。
講師さんたちにも新しい収入源を提供できるのが嬉しいです

教える側、学ぶ側、両方にとってプラスになる循環を、着実に広げている姿がとても印象的でした。

「やればできる」がマインドに刻まれた

講座作りを通して、一番大きく変わったことは?と尋ねると、はるちゃんはこう答えてくれました。

やればできるって、心から思えるようになった

忙しいからできない、時間がないから無理。
そんな言い訳をやめて、決めたらやる。
この講座を通して、そんなマインドセットが身についたと言います。
仕事だけでなく、プライベートでも。
一つずつ、目の前のことに本気で向き合う力を育んでくれました。

「10年目から、もっと広く女性支援をしていきたい」

最後に、これからのビジョンを聞かせてもらいました。

私は自宅で教室を始めて、ここまで来た。
だからこれからは、自宅教室だけにとどまらず、もっと広く、女性起業家の支援をしていきたい。
ゼロから一歩踏み出したい人、相談できる仲間が欲しい人、そういう人たちを応援したいんです

10年かけて築いた経験を、さらに広く、深く、次の誰かへとつなげていく。
そのまなざしには、たしかな希望があふれていました。

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