Voice #05 |利光 佳子さま

Voice #05 |利光 佳子さま

2025-04-01

今回ご紹介するお客様はこの方

大分県在住/講師・訪問サポートサービス主宰
利光 佳子 さま

利光佳子さん(よっちゃん)とは、もう長いお付き合いになります。


「エモーショナル起業塾®︎」の前身となる2つの講座、「講座づくりブートキャンプ」、そして「CHANGE」という自己表現の力を磨く講座を両方受けてくれている方です。

今では、介護や医療分野で講師として活躍しながら、新たに訪問サポートサービスも立ち上げ、地域の方々に寄り添う活動を続けていらっしゃいます。

でも、最初から今のような姿だったわけではありません。

この数年で、よっちゃん自身がどんなふうに変化してきたのか。
そして、何がその背中を押したのか。
改めてお話を伺いました。

資格もない私に、何ができるんだろう

最初に出会ったのは、よっちゃんが正社員としての仕事を離れたばかりの頃でした。

「介護の現場にはいたけれど、国家資格は持っていない。そんな自分に、何ができるんだろう」

そうやって、ご自身の可能性を模索していた時期だったと思います。
でも同時に、「介護士さん向けの接遇講座をつくりたい」という思いもあって。

その頃にたまたま見てくれた私のインスタライブで、「この人から学びたい」と感じてくれたそうです。

「迷いはなかったです」

——よっちゃんのその言葉が、いまでも心に残っています。

講座って、学問になるんですね

よっちゃんが受けてくれたのは「講座づくりブートキャンプ」というプログラム。
最初は、「講座って、言いたいことを話せばいいんでしょ?」という感覚だったそうです。

でも実際に学び始めると、
「講座って、“受講生にどんな変化をもたらすか”を考えて、ちゃんと組み立てるものなんだ」
と気づかれたといいます。

「こんなに奥深くて、ちゃんと学べるものなんだ」

その驚きが、講座づくりへの姿勢を大きく変えていきました。

表現って、言葉だけじゃないと知った

もう一つ、大きな変化があったのが「表現」の捉え方でした。
「CHANGE」では、言葉だけでなく、身体の感覚や視覚的な表現、非言語的な伝え方も扱います。

「喜びを感じたとき、思わず飛び跳ねるような自分に出会った」

その経験を通して、よっちゃんは「ちゃんと伝えなきゃ」と力んでいた自分から少しずつ自由になっていきました。
表現って、整えなくてもいい。
むしろ“そのまま”の自分の方が、人に届くんだということに気づかれていったんです。

43人が受講してくれた。自分の講座で

その後、よっちゃんが開催した「接遇セラピー講座」には、当初の目標を超える43人が参加。

介護士さんだけでなく、看護師さん、保育士さん、幼稚園の先生など、多様な方々が集まってくれたそうです。
しかもその多くが“口コミ”によるもの。

「受けてくださった方が、また誰かに紹介してくれるって、ほんとうにありがたかったです」

とよっちゃん。

相手に応じてスライドや話し方を毎回見直しながら講座を届けていた、その丁寧な姿勢が、自然と人を惹きつけていったのだと思います。

今では、訪問サポートサービスまで立ち上げて

最近では、「訪問サポートサービス」という新たな事業もスタートしました。
きっかけは、知人からのひとこと。

「親が一人で心配だから、見に行ってもらえない?」

そんな声が何件か続いたことで、「これは必要なサービスだ」と感じてすぐに事業化。

遠方に住むご家族に代わって、地元の親御さんの様子を訪問し、見守る。
心の通うサポートが、また一つのかたちになりました。

プレゼン、したくてたまらないんです

このサービスで、よっちゃんは大分県主催の女性起業家コンテストにも出場。

「緊張よりも、“伝えたい”って気持ちが強くて。出たくてたまらないんです」

表現することを「怖い」から「楽しい」へと変えていった、その変化がここにも現れています。

幸福度は、120%です

ふと聞いてみました。

「今の自分、幸福度で言うと何パーセントくらい?」
「……120%ですね」

少し照れたような笑顔と一緒に、でもまっすぐにそう答えてくれました。
以前感じていた「自分に何ができるんだろう」という迷いは、もう、どこにも見当たりませんでした。

誠実でいたい、正直でありたい。そんな人にこそ

最後に、「この講座はどんな人におすすめですか?」と聞いたときのよっちゃんの言葉。

「誠実でありたい人、正直でありたい人、惜しみなく伝えたい人。
“愛される商品”や“愛されるサービス”をつくりたいと思っている人。
そういう人には、佳世子さんのところが合うと思います」

そしてもう一つ、こうも言ってくれました。

「表現を学ぶことで、自分の思いがちゃんと“届く”ようになる。
それが変わると、きっと仕事の広がり方も変わります。私は、それを実感しました」

資格もない、肩書きもない。
でも、自分の思いと向き合い、「届ける力」を手に入れていったよっちゃんの姿から、
“自分には何もない”と思っている誰かの未来が、きっと動き始めるんじゃないか。

そんな希望を、私は受け取りました。

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